第1回は、1883年のカレンダーから。
「 インドネシアの火山島クラカタウの大噴火」
1883年8月27日 インドネシア・スマトラ島最南端にあるクラカタウ諸島で、
現地時間午前9時58分に、広島の原爆2000個分といわれる規模の大噴火が起った。
同諸島にあった3つの火山が一度に噴火し、そのうちの一つであるクラカタウ火山は完全に消え、
7割の島が消滅した。
噴火の音は周辺の東南アジア諸国に轟き、火砕流は海上40キロメートルまで届いた。
噴出した灰や石は上空80キロまで上って空を覆い、周辺地区では日中でも太陽が見えず、
暗い日が続いた。
噴火の影響で発生した大津波は北スマトラ島で40メートル高と観測された。
アメリカ大陸のアラスカや南アフリカでも津波が確認され、約3万6千人もの犠牲者が出た。
成層圏にまで達した噴煙の影響で、北半球全体の平均気温が0.5?0.8℃下がり、
異常気象を世界に引き起こした。
爆発の10年後、ノルウェーの画家エドヴァルド・ムンクは、
「炎の舌と血とが青黒いフィヨルドと町並みに被さるような、異様な空模様を見た」
と日記に残しており、代表作「叫び」を描いた。
この夕焼けは、クラカタウの噴火による異常気象がもたらしたものだと言われている。
今から127年前のカレンダー情報だが、今年も世界のあちこちで火山が噴火しており、
中でもアメリカのイエローストーンの噴火が危惧されている。
※カレンダー・データ・ベース:EpocTimes
